■概要

項目:◇公益財団法人日本食肉流通センターの設立と運営体制
   ◇施設の概要
   ◇食肉流通における役割
   ◇流通におけるセンターの位置
   ◇部分肉のメリット(センターでは部分肉形態での流通を推進しています)
   ◇業務内容
   ◇センターの沿革

    ◆センターのご案内(PDF:2.15MB) ⇐ こちらから、センターの紹介パンフレットをダウンロード
                        していただけます。

 


◇公益財団法人日本食肉流通センターの設立と運営体制

 日本食肉流通センターは、昭和54年(1979年)6月、部分肉取引の適正化と食肉流通の改善・合理化を推進するために、
財団法人として設立されました。
 平成24年(2012年)4月、公益法人制度改革に伴い、内閣総理大臣の認定を受けて公益財団法人となりました。


施設の概要

センターパンフレット(川崎センター)

食肉流通における役割

 食肉流通の改善及び合理化を推進することは、国民生活に必要不可欠な食肉の安定的な供給や価格の安定を図るうえで重要です。センターは、食肉の部分肉形態での流通を推進し、日本の食肉流通の合理化を図ることを役割としています。


流通におけるセンターの位置


部分肉のメリット(センターでは部分肉形態での流通を推進しています)

 食肉は、消費者の手許に届くまでの間、形(生体⇒枝肉⇒部分肉⇒精肉)を変えながら取引されることから、取引の透明性と合理化が求められる分野です。特に、部分肉形態で産地から消費地へ流通することは、必要な部位を必要な量、必要な場所に効率的に届けるうえで、経済効果や衛生管理の面で優れた方法です。

注:部分肉は、牛や豚の枝肉を、さらに部位別に分割し、不要な部分を取り除いたもので、真空包装し、定型の段ボール箱に入
 れて流通されています。


業務内容

 〇部分肉取引情報の集積・公表

  日本食肉流通センターのホームページ(部分肉価格情報専門チャンネル)から、部分肉価格などの取引情報が入手できるほ
 か、新聞や業界紙などのメディアで見ることができます。

 〇部分肉流通施設の整備・貸付

  加工・冷蔵・冷凍・保管・配送施設等の貸付を行い、食肉流通事業者を中心として、川崎センターでは約50社、大阪センターでは約10社が営業活動を行っています。

 〇研修会の開催・見学会の受入

 〇ちくさんフードフェアの開催

   ※令和2~4年度は大型台風の接近予測、感染症対策及び施設建設工事のため中止となりました。

 〇部分肉の流通改善に向けた取組

  部分肉のコマーシャル規格の普及と食肉流通システムの標準化に向けた取組を行っています。


センターの沿革

 昭和52年 (1977年) 第11回畜産振興審議会食肉部会の建議『食肉の流通及び取引の合理化を図るため、部分肉市場の育成等の措置を講じること。』
 昭和54年 (1979年) 財団法人日本食肉流通センター設立
 昭和56年 (1981年) 川崎A棟、B棟、C棟、D棟開業
 昭和57年 (1982年) 第1回部分肉フェア(当時)開催
 昭和58年 (1983年) センター卸売事業協同組合設立
 昭和63年 (1988年) センター川崎冷蔵事業協同組合設立 
川崎E棟11月開業
平成元年 (1989年) 大阪事業部設置
平成2年 (1990年) 大阪部分肉冷蔵事業協同組合設立
大阪南館7月開業
平成6年 (1994年) 川崎F棟10月開業
大阪北館11月開業
平成10年 (1998年) ホームページ開設
インターネットでの価格公表業務開始
平成24年 (2012年) 公益財団法人に移行
令和4年 (2022年) 川崎G棟5月開業
 

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